福島大会参加団体の紹介

福島県立郡山東高等学校
  書道部顧問  鷲田 和子先生

高校生という最も多感な時期に、夢中になって集中できるものに出会うということ、まして仲間と共に
切磋琢磨できることは言葉で表現しきれない価値がある。

我が書道部も放課後、土曜日と自主性を大切にし練習に励んでいる。
合評会では学年に関係なく、この時は鋭く批評し合う厳しさがある。
表面の作品の良悪だけではなく、製作過程に到るまでに目を向けようとしている姿には感心させられる。
(私のねらいでもある)

でも、弱音を吐かず、また作品に挑む姿は  私は最高に美しいと思う時である。

また、ある時は男女共に手製の料理を持ち寄っての懇親会も格別な楽しみである。
増々、これからも書を通して生徒の心を育てる”火付役”になっていけたらと思うのである。

(原文のまま記載)

福島県立郡山東高等学校1 福島県立郡山東高等学校2
福島県立郡山東高等学校3 福島県立郡山東高等学校4


いわき秀英高等学校
  書道部顧問  新井 秀幸先生

本校はまだ開校6年目という若い学校である。 もちろん書道部の歴史もまだまだ浅く、産声を上げたばかりの団体だ。
そんななか、先日行われた「第30回毎日全国学生書写書道展席書決勝福島大会」参加させていただいた。
会場にはとてもすがすがしい緊張感が漂い、いつもあのような空気の中で書道ができたならば、
書道のみならず生徒の成長に大いなる糧を与えてくれるだろうと感じた。
生徒たちにもいい影響を与えたことだろう。
やはり書道にて得られる際たるもののひとつは、「集中力」ではないかと思う。
本校の部員たちも、放課後の短い時間を利用して集中して練習に励み、日々その集中力を研ぎ澄ましている。

今回は部員たちの力を精一杯試す場を与えていただいたことに非常に感謝している。
また、部員たちにとっても非常な刺激になったと感じた。
これを機に更なる向上心をもってくれたら、と切に思う。
今後ともこのようなすばらしい大会にはぜひ参加させていただきたいと願う次第である。

(原文のまま記載)

いわき秀英高等学校1 いわき秀英高等学校2
いわき秀英高等学校3 いわき秀英高等学校4


大師塾
  「保護者からのひとこと」  保護者  吉田 政美さん

昨年、毎日新聞の席書大会に私の子ども二人が参加し、福島県の決勝大会まで頑張りました。
会場での緊張感は、子どもたちにとっても大変良い経験となりました。
今年の夏の大会にも、書道塾の仲間達と参加するそうです。

塾の先生には、全国の書道大会を視野に入れてご指導いただいております。
基礎の練習から始まり、二時間十分に筆を走らせ、時にはユーモアのあるお話をたくさんしていただき、
子どもたちは書道の楽しさ、そして希望に胸をふくらませ毎週元気に通っております。
塾の集中は立派なものです。

これらが、学校での生活や学力につながり、大きく成長してくれるものと期待しています。

(原文のまま記載)

  「お母さん見て」  保護者  會田 由美子さん

「お母さん見て」書道を練習していた四年生の娘が私を呼びにきて言います。
私は、先生からいただいたお手本と見比べながら、分かったようにアドバイスをします。

その娘も中学二年生になり、勉強と部活と書道を両立させてようと一生懸命頑張っています。
また弟である息子は左利きなので、学校の「書写」の時間がきらいにならないようにと考え、
二年生から大師塾にお世話になることにしました。
最初は、右手で持つ筆がブルブル震えてとても字になりませんでした。

何度もうまく書けなくて、投げ出しそうになりましたが、先生が見守ってくださったおかげで、
五年生になった今では、お姉ちゃんと同じように「お母さん見て」と
笑顔で私に作品を見せるようになりました。
こうして、我が家では書道を通してコミュニケーションしています。

最近文字は「書く」よりもパソコンで「入力」することが多くなってきています。
しかし、子どもたちには自分で書く「字」が好きでいてほしいのです。
なぜなら、一生つきあっていく分身なのですから。

(原文のまま記載)

  「大師塾について 書を学ばせて」  保護者  先崎 千吉子さん

書道研究会大師塾は、緑豊かな田園と川の両側に千本の桜が並ぶ、そんな自然に囲まれたところにあります。

我が家の子どもたちが、大師塾にお世話になってから五年が過ぎようとしています。
書を学ばせようとしたきっかけは、落ち着きがなく、集中力に欠ける子どもたちを「どうにかしたい」という一心からでした。
書を学ぶことで、少しでも精神力が鍛えられればと希望を抱いて教場の門を叩いたのです。

最初のころは正座はおろか、筆の持ち方、硯や墨の扱いかたと、初めての経験にとまどい顔や手、服に至るまで
真っ黒にして帰ってきていました。
そんな子どもたちが、先生のご指導のもと、基本の線が書けるようになった時の感動は、今でも忘れません。

一人ひとりの性格を捉えながら導いてくださる先生のご指導には、深く感謝しております。
また、困った時には、塾の先輩たちが手助けをしてくれ、暖かい人間関係も学んでいます。
子どもたちは今、書をとおして夢中になれるものを得たようです。

そして、新たな希望を膨らませており、将来それが何らかの自信へ繋がってくれればと願っております。

(原文のまま記載)

大師塾1 大師塾2


墨誠書道会 鏡石教場
  常松 健夫先生

当教場の常松先生は現在82才である。
小学校の先生を退職後、書道を勉強し現在に至っている。

私が先生の教場を訪れる度に感じることは、子どもたちからの信頼も厚く、保護者の皆さんも
子どもが練習しているその場に立ち会っているなど、教場と先生・子どもたち・保護者が一体となっている
印象を受けている。

また、毎日学生書写書道展席書決勝の取り組みは今年で三年目となる。
最初の参加は平成16年の宇都宮大会であった。
その日は、私も同会場へ娘たちが出場することになり、車で宇都宮まで行ったのだが台風が北上する中、
とても強い風と雨の中、会場へ向かった。
同教場も保護者の皆さんの車に同乗し、会場でお会いしたことがあった。

大会に望む練習も驚きである。
毎朝、5時30分から7時まで朝練を行う。
私は何故、朝練をするのかを質問をしたことがある。

先生は、子どもたちは子どもたちの1日がある。今は夏休みでもあり、プールを行く人・部活へ行く人・家の都合で
出かける人など様々である。
また、温度が上がる日中よりも、朝の気持ちの良い時に練習を行った子どもたちもいいと思う。

何て、素晴らしい考え方なのか、それよりもその時間に練習に来る子どもたち、
そしてその子どもたちを車で送ってくる保護者の皆さんも、先生の考えに賛同し行っていることに深い感動を受けている。

(記:星 秀樹)

墨誠書道会 鏡石教場1 墨誠書道会 鏡石教場2
墨誠書道会 鏡石教場3 墨誠書道会 鏡石教場4


長沼書道会
  柏村 春塘先生

当書道会は約50年の歴史を持つ。
現在、書道会に通っている子ども達の保護者もこの書道会の出身者が多いのも特徴である。

発足のきっかけは、創設者の中島先生が自分のお寺で書道を教えたことから始まった。
歴史の教科書などにも書かれている寺小屋である。

その後、長沼公民館の二階で長沼書道会として発足し、現在の長沼図書館の二階で
毎週土曜日に幼児・小学生・中学生・高校生・一般に教えている。

柏村先生の土曜日は大変である。
前述した通り、図書館で午後四時まで教え、その場所まで遠くて来れない子どもたちと大人を
その地区の公会堂で教え、また図書館に戻り教えている。

私にいつも先生がお話になることの中に、
「僕は習いごとは強制ではない。自由に練習をしてくれればそれでいい」
と真剣にお話になります。

毎月の課題と地区のお祭りなどでは、子どもたちに「天神さま・・」等の課題を書き神社などに掲示するなど、
地区と一体となり書道会があることにこの書道会の歴史の深さを感じます。

(記:星 秀樹)

長沼書道会1 長沼書道会2

今回、掲載できなかった団体についても近日中に掲載します